MEDICELL
メディセル

MEDICELLとは

今までの押す施術とは違う専用機器を使用した皮膚吸引によるアプローチです。

皮膚を直接吸引することによって筋膜の相互干渉を減少
骨、腱、筋肉への様々なアプローチ、マッサージ等の手技、様々な健康機器しても『なかなか改善しない』『病院に行ってもすっきりできない』など、身体の痛みや不調がある時は、筋膜の癒着が原因と考えられています。

メディセルケアは、急性期〜慢性期まで多くの症例に対応できるのはもちろんのこと、身体のバランスを根本的に整えながら血液やリンパの循環をよくし、正常な身体の機能をいち早く取り戻し、安全かつ画期的な療法です。

 

メディセルケア4つの効果

1. 痛みを和らげる
皮下の組織間の隙間が狭くなることによりリンパ液が滞って神経を刺激し痛みを引き起こします。
メディセル療法では皮膚を吸引し吸い上げることで痛みを誘発している神経への刺激を緩和することができます。

2. 血液やリンパの循環を良くし、むくみを改善する
血液やリンパ液の流れが悪くなると、うっ血状態となり神経を圧迫します。この流れを良くするために、メディセル療法によって皮膚を吸引することで、皮膚とその組織間の隙間を広げ、局所に溜まっている血液やリンパ液の循環を改善することができます。循環が改善されることでむくみが解消され、むくみにより引き起こされる不定愁訴を改善することができます。

3. 筋肉の機能を正常にする
スポーツなどによるケガ、障害、使い過ぎによって痛めた筋肉を治すということです。どなたでも筋肉が固くなり身体を動かしにくくなったことがあるでしょう。久しぶりの運動で全身が痛くなった経験もあると思います。メディセル療法により、伸び過ぎた筋肉や縮みづらくなった筋肉を元に戻したり、弱っている筋肉を強くする効果があります。

4. 関節の歪みを正す
同じ姿勢を長時間取り続けることによる身体への負荷やスポーツでの障害などにより骨と骨をつなぐ筋肉が緊張してしまいます。筋肉の異常な緊張によって関節を構成している骨を引っ張ってしまい、関節にずれが生じてしまいます。筋肉の緊張を緩めることで関節を正常な位置に戻し、関節を正常に動かせるようになります。

 

メディセル5つの特徴


押すから吸うの新発想で、低リスク&全身施術を実現
独自開発のヘッドによって
指先から頭皮まで』全身の不具合にアプローチ

即効性が高く、施術効果がわかりやすい
腹膜に起因する症状であれば、Before&Afterで
患者さんにすぐ実感してもらいやすい療法!

全国1500台の実績を活かし、効果的な施術のアプローチの情報なども共有可能

3施術時間の大幅短縮が可能
患者さんの
時間的・身体的負担を大幅に軽減!

手技による腹膜リリースに比べ。メディセルを使用することで大幅に施術のスピードアップが実現します

4安全・簡単でスタッフも活躍できる!
経験の浅いスタッフでも、短いトレーニングで
高いレベルの腹膜リリースが行えます。

誰でもわかりやすい操作説明や施術マニュアルを専用サイト「MYサイト」にて動画配信。
経験の浅いスタッフさんでも簡単に院の戦力になれます。

5多くのアスリートも愛用の実績!
一流選手を手がけるスポーツトレーナーから
認められた信頼の証

プロ野球選手、Jリーグ選手、プロゴルファー、ワールドラグビー選手、プロフィギアスケーター、競馬選手、BMX選手、大相撲トレーナー。オリンピック候補選手、一流アーティストなど多数に愛用。

メディセル施術に於ける症例事例

治療・美療の事例
メディセル施術での症例事例をご紹介しています。メディセルは幅広い分野での導入実績があり、日々のトレーニングの必要なアスリートの方からハンディキャップのある方まで、すべての生き物において有効な効果を引き出しことができます。

治療 case01:打撲

足の指に分厚い本が落ちてきて、打撲をした。
改善症例:腫脹、内出血改善
施術部位:足の薬指、足の甲
施術時間:5分
施術回数:8回

1日目はメディセル施術(5分間)の前後の画像です。
2日目から5日目まで、休診日をはさんでしまって日が空きましたが、腫れや赤みがひいているのがわかります。
8日目になると、大きな腫れや赤みが消え、元どおりの印象が。

1日目
(施術前)
1日目
(施術後)
2日目
5日目
8日目
治療 case02:バージャー病(閉塞性血栓症血管炎)

血液が届かない部分が壊死し、最悪の場合、手足を切断しなければならない難病「バージャー病(閉塞性血栓症血管炎)」
人差し指より透明の液が流れ出しており、色も青黒く変化した状態でした。脇、腕、手首、掌、指先と順にメディセルでの施術を開始。約2ヵ月で皮膚の色が戻り、新しい爪が生えてきました。

美療 case01:全身美療

全身施術回数10回

美療 case02:全身美療

30代:お悩み…痩せたい自分の容姿に自信がない

・週1回…メディセル全身施術60分
・1ヶ月(4回施術後)
・アドバイス 水分摂取

 コンディショニングでの事例

メディセルはプロ野球選手や、プロサッカー選手、プロゴルファー、パラスポーツ、バスケットプレーヤー、レーシングドライバー、格闘家、ボディービルダー…など日々のトレーニングが必要なスポーツ選手のコンディショニングや、トレーニング前のパフォーマンスアップ、怪我や疼痛の根本的な改善、などに用いられています。
最近ではスポーツトレーナーやインストラクターの方の需要も高く予防ケアや怪我や術後のリハビリケアなどに取り入れられています。

コンディショニング:フィジーク カット出し

改善症例:フィジークやボディービル大会直前のカット出し
施術部位:腹部全体
施術時間:5分
施術回数:1回

コンディショニング:投球動作 踏込み足

局所でなく必要動作を獲得する為の機能面にメディセルでアプローチ
肘下がりの際 上げられるけど上げてない?上げたくても上げれない?(代償)
多くが代償として良くない動作が生まれていると感じる。
今回は「踏み込み足」にフォーカスを当てて考えてみる。

施術前投球動作
・踏み込んでから早期に膝関節の伸展がみられる。結果脛骨は後方へ移動
・右股関節の伸展が不十分
・踏み込み足側股関節の屈曲が不十分
・胸椎部の伸展というよりは頸部を前に押し出している様

施術前非投球時評価
・踏み込み足の股関節の可動性
・対側の股関節の可動性

踏み込み足が安定しない選手へのメディセルを活用したアプローチ
※肩、肘には一切アプローチせず

施術後の評価変化
・回内足改善
・下腿外旋改善
・支持脚の股関節伸展の改善
・踏み込み足の殿筋の柔軟性の獲得

球速の変化 前後(5球ずつのうちMAX)
・小学生
A君60㎞→72㎞
B君80㎞→90㎞

・中学生
C君100㎞→108㎞
D君110㎞→115㎞
E君113㎞→120㎞

・高校生
F君123㎞→128㎞
G君126㎞→134㎞

症状

筋膜リリースとは?
「結合組織循環療法」

頭から足の先まで、様々なヘッドと専用機器を用い、優しく素早く安全にリリース(解放)する「結合組織循環療法」又は「膜循環療法」

日本で表現される「筋膜」とは、英語で「Fascia」と呼ばれるものです。
「Fascia」を日本語で「筋膜」と訳されたため、筋肉のまわりについている一枚の膜のようなイメージがついてしまいましたが、「結合組織」のことです。
「結合組織」は、毛糸の繊維のように伸縮が可能で弾力性があり、水々しい組織です。
皮下の筋肉だけでなく、腱、骨、内臓、脳に至るまでと全身をくまなく張り巡らせ、血管や神経までの体内組織を保護し、人の形を形成しています。よって “第2の骨格”と呼ばれています。
メディセルケアで主にアプローチできる浅筋膜、深筋膜、筋外膜、筋周膜は、結合組織の一部となります。

メディセルケアは、皮膚を直接吸引することにより、結合組織のゲル化や高密度化等の間質液(リンパ液等)の循環不良を、頭から足の先まで、様々なヘッドと専用機器を用い、優しく素早く安全にリリース(解放)する「結合組織循環療法」又は「膜循環療法」です。
日本語で「Fascia」=「筋膜」訳されるため、国内では筋膜リリースとしています。

■ エビデンス evidence
私たちは、学術・理論に基づいて臨床報告および多くの学会で症例発表を重ね、エビデンスを確立しています。2017年には、4分間の徒手での筋膜リリースで生じた筋膜の滑走性と同程度の結果が、1分間の経皮的な皮膚吸引によって得られたことが判明しております。

メディセルケアを科学的に実証
■ エビデンス evidence

メディセルケアによりなぜ関節可動域の変化が生じているかなどの研究に取り組んでいます。
2017年には、4分間の徒手での筋膜リリースで生じた筋膜の滑走性と同程度の結果が、1分間の経皮的な皮膚吸引によって得られたことが判明しております。
私たちは、学術・理論に基づいて臨床報告および研究活動を行うことで治療家の皆様のサポート及び、一人でも多くの患者様の痛みを解消を願い活動を行っています。

メディセルケアを用いた経皮的吸引が競走馬の背部痛とストレスレベルに与える急性的効果

学会
第33回日本ウマ科学会学術集会(2020年11月-12月)

目的
競走馬の背部痛ならびに背部痛の程度に影響されると考えられるストレスレベルに対する経皮的吸引の急性的効果を検討することを目的とした。

方法
メディセルを用いた10分間の経皮的吸引を胸腰部に実施し、施術直前、直後、10分後の3時点で以下の4項目を測定した。
背部痛の評価として、最後胸椎棘突起から3cm外側部の触診による疼痛スコア(Ericson et al., 2020; 0-3の4段階での評価)。
同部位のAlgometer(Wagner FPX100、計測部面積1㎠)を使用した侵害受容閾値。
また、ストレスレベルの評価として心拍変動及び血中コルチゾール濃度を測定した。

結果
疼痛スコアは、施術直後において直前と比較して有意に低下し(p=0.021)、施術10分後においても直前と比較して有意に低下する傾向が認められた(p=0.078)。
その他のパラメータでは全時点において有意な変化は認められなかった(p>0.05)。

考察
疼痛スコアは施術直後に有意に低下し、施術10分後時点おいても有意に低下する傾向であったことから、経皮的吸引は競走馬の背部痛を改善することが明らかとなった。
一方、侵害受容閾値は施術前後で有意な差が検出されなかった。
Pongratz et al.(2017)は、ウマにおいてAlgometerの計測部面積が大きいほど組織深層の痛みを検出していることを報告している。
本研究において、疼痛スコア計測時の接触面積(約3㎠) はAlgometerの計測部面積(1㎠)と比較して大きかった。
つまり、今回観察された疼痛スコアの改善は経皮的吸引が比較的深層の疼痛を改善する可能性があることを示している。
また心拍変動及び血中コルチゾール濃度は施術前後で有意な変化が認められなかったことから、経皮的吸引がストレスレベルに影響を与えているとは言えないことが示された。

学会発表実績

2020年11月-12月 第33回日本ウマ科学会学術集会

「経皮的吸引が競走馬の背部痛とストレスレベルに与える急性的効果」
永原玲、菅沼俊一、榎本翔太、渋谷智也、竹内研、津田朋紀

2020年11月 第31回日本臨床スポーツ医学会学術集会

「大学ラグビー選手におけるハムストリングスへの経皮的吸引刺激が等速性筋力へ与える影響」 河野儀久、濱浪一則、渋谷智也、簀戸崇史、中島琢人

2020年9月 第69回(公社)全日本鍼灸学会学術大会

「経皮的吸引剌激が弾入切皮時の切皮痛に与える影響」 塩田誠也、古田高征、丹波徹二、渋谷智也、上野博司、武村政徳 、辻田純三

2019.9.24-28 14th International Congress of Physiological Anthropology (Singapore)

「Effect of transcutaneous vacuum treatment on joint mobilization」

Tsujita,J. Takemura,M. Ichihashi,K. Shibutani,T. Ueno,H. Kurita,K. Kaya, M.

※その他多数

Medicell Mini pro8
メディセル・ミニ

専用アタッチメントで様々な部位の施術が可能。
目的、症状に応じて施術が自由自在に。

メディセルMINIが 『メディセルMINI Pro8 (eight)』 として、新たに生まれ変わりました。
メディセルMINIにオプション購入人気ベスト3のMJストロングヘッド、スパチュラSS、ニードルヘッドRを加え、計8種のヘッドを標準搭載します。
メディセル療法スタンダードコースチケット(有効期限1年3万円)1名分を同梱します。

メディセルMINI Pro8 (eight) は、専用アタッチメントで皮膚を吸引しながらローラーで揉みほぐす機器です。皮膚に直接吸引することで、筋膜リリースによって筋膜の癒着を改善します。吸引レベルはデジタル表示され、レベル調整が可能。専用アタッチメントは5種類あり、部位や症状に合わせてアタッチメント選択ができるので、頭の先から爪の先までさまざま部位や症状に合わせた施術が可能。
専用ケースで持ち運び可能。往診や遠征にも重宝されています。

仕様

● 寸法
高さ 250×幅 435×奥行 390mm(蓋閉式)
高さ 137×幅 370×奥行 184mm(本体のみ)
● 環境
家庭用AC100V電源

付属品/オプション

・本体
・ケース
・MJヘッドM/S
・ニードルヘッドM/S
・ニードルヘッドR
・ローラーSヘッド
・スパチュラヘッドSS
・MJストロングヘッド
・コンセント
・ホース
・専用フィルター


 

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